先日、ニュースでイースター島の「ラノ・ララク」で火災が起き、モアイ像が焦げたりひび割れたりしていると言うのを見ました。ラノ・ララクって製作途中のモアイとかが沢山ある所だったと思うのですが、島には色々壊されたモアイとか、倒された物もあったり。中途半端な物も沢山あって、別にメインの整列したモアイさえあればその他の奴はいいんじゃないのと言う気もしました。それよりも今はモアイの周りに柵があって近づけない物もあるらしく。そっちの方が残念と言うか、もう柵の無いイースター島は見られないのかー、と思うと、柵が出来る前に行っておいて良かったという感じです。
色々旅行をしていると、聞いたことのある地名とか、行ったことのある場所のニュースに敏感になって来ます。イースター島の火災もそうだし、サグラダ・ファミリアに新しい塔が完成したと聞けば、製作途中の（まだ製作途中だけど）工事現場を見れて良かったし、完成したらまた行きたいなぁとか。中でももう無くなった場所、建物もあったりするので、自分の見た物でもう今は無いものをまとめてみました。
パリの大聖堂。2019年、火災で焼失。これをニュースで見た時、火が凄くてもう全部無くなったと思っていたけれど、結構残っていたみたいで修復というか、再建するようです。
タイにあったタイガーテンプル。2016年頃閉鎖。寅年の年賀状を作るために行ったのですが、鎖のついた虎がゴロゴロ寝そべっていて、絶対薬とかやられていると思っていたのですが、それどころでは無く違法な事を色々やっていたらしく今は無いはず。寺自体はあるのでしょうか。子虎が可愛かったりしたのですが、当時から怪しい雰囲気がバンバンありました。
ニュージーランドのクライストチャーチにあった大聖堂。2011年に地震で崩壊。塔以外は残っている部分もあるみたいだけど修復を断念。
ちなみにこの写真、ポストカードを作る時に大聖堂部分を切り抜いて上書き保存してしまったので、大聖堂部分だけ劣化画像で修正しています。写真を探していたらそこだけ真っ白の画像が出てきてびっくり。
ニューヨークの世界貿易センター跡地。2011年頃には博物館等が出来て、崩壊現場は見られないようですが、2006年に訪れた（テロでビルが崩壊したのは2001年）時には歩道橋が出来ていて上から工事現場を見られるようになっていました。歩道橋にはテロ当時の色々な写真が展示されていたりして、遠くから見るとビル街の中でここだけポッカリ空いた空が異様でした。
ニューヨークにあったライブハウス「CBGB」。ラモーンズやブルーハーツも出たことがあるライブハウス。潰れるのを知らずに2006年に行ったら、一ヶ月後に閉店。中に入れて良かった！近くに「ジョーイ・ラモーン・ストリート」がある。
この他にも今後見られるのか分からない物や、時期的に珍しいものがあったので載せてみます。
チリのマチュピチュに行く山道に居た子供たち。つづら折りになった参道をバスが下る時に、直滑降で森を降り、先回りしてバスに手を振ってまた直滑降で先回り。何度も見送ってくれて、最後にバスに乗ってきて小銭をもらって帰ります。2006年には居ましたが現在は危険で禁止な模様。いつか再開される日が来るのでしょうか。
アルゼンチンのイグアスの滝。2006年。記録的な渇水で全然迫力がなかったらしいのですが、通常を知らないのでよく分かりませんでした。十分だった気もするけれど。
ボリビアのウユニ塩湖。塩の平地の上に薄く水が張って鏡のようになる事で有名。一部水が張ってある部分もありましたが行った時はこんな感じ。一面真っ白の雪景色みたいで綺麗でしたが、有名なのは雨期の模様。同行者が行きたいと言っていたのでついて行ったのですが、綺麗でした。星空が凄かったです。
ペルーのアマゾン川近くの町、イキトス。陸路では行けない最大の町と言われているらしいのですが、リマで泊まっていた宿の主人に、面白いからと勧められて行ってみました。雨期になると通りが川になるらしく、高床式だったり、家の一階部分が船みたいになっていて浮かぶらしかったり。色々面白かったです。この後アメリカに行ったのでギャップが凄かった思い出があります。
オーストラリア、エアーズロックに溜まった雨で出来る滝。これが凄い好きで何度も載せたりしているのですが、どれぐらい珍しいのか不明。2006年7月撮影。
溜まった水の滝の跡。
おしまい。
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