世界一周を夢見た男のre: blog

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海外旅行→危険だった事

Duolingoでエスペラント語をちょっと学習している記事を書きながら、はじめて英語圏からスペイン語圏に降り立った時の事を思い出していました。世界一周をする人はアジア圏から廻る(安いから?)人が多いと思うのですが、当時海外旅行が初めてだったので、リゾートっぽいオセアニアから廻って、ちょっと慣れた所で南米と言うルートを取っていました。オーストラリア→ニュージーランド→チリで、チリで言葉が通じなくて遭難しかけたのですが(なんとか自力で帰った)その体験を思い出した時に、自分じゃないけど同じシチュエーションで本当に遭難した人に遭った事を思い出しました。

荷物をほとんど置いた宿に帰れなくなった。

ベトナムのスリーピングバス

ベトナムで、とある事情で途方に暮れながら、地球の歩き方を見てダラダラしていたら「日本人の方ですか?」と声をかけられました。なんか話を聞いてくれと言われて聞いてみると、パスポートとか身の回りの物だけ小さいカバンに入れて街に繰り出したんだけど、自分の宿に戻れなくなった。宿も分からないし、場所も分からないし、戻れなくて途方に暮れているとの事でした。あれ?何処かで聞いたことある。分かるわー。

その時、ちょうどこっちもトラブルで、チケットを買ったHISの支店から出てきた所だったので、そこに支店があるから話聞いてもらったら?親切だったよと紹介してあげました。その人はその後、結局宿に戻れず、色々な物を現地調達して出発、日本に戻らずに地球を一周したみたいです。

空港から街へ出発するバスに乗る前にiPhoneを盗られた。

ハノイで泥棒

その時、なんで途方に暮れてHISから出てきたかと言うとiPhoneを盗られたからなんですが、空港から街に出る乗り合いバスに乗る時に、とりあえず現地の通貨をキャッシャーでおろして、渡して。なんか怪しいし信用出来ないから今お金、数えてくれと申し出たら、渡したお金を扇状に広げて。そこで死角になったお金の下で、カバンからiPhoneを盗られていたのでした。お金見ちゃうからね、数えてるし。椅子に腰掛けて、レートがどうとかでiPhoneの電卓で計算して、カバンに入れてそのままお金広げてやってたから、なんかスムーズに盗られて、バスが走り出した時に気がついて、盗難保険でお金は帰って来たけれど、物凄い負けた気分!なんか、旅慣れしたつもりで居たんでしょうね。その後会った自分より可哀想な人にコーヒーを奢って、自分はマシだと思い込むのでした。

他に、自分より可哀想、危険な人を思い出したのですが。

  • 港に着いたら客引きがしつこくてムカつくから、何人か海に放り投げたら問題になって入国禁止になった(モロッコ)。
  • トラベラーズチェックは自分のサインをしないと使えないから安全なのに、いちいちサインするのが面倒で一気に全部サインして持ち歩いていたら全部なくした。

とか、色々な人が居ました。

市場で買った激安サーモンをどんぶりにして倒れた。

チリ サーモン 危険

ここまで思い出したらまた色々出てくるのですが、これも南米の話で、遭難を回避してからイースター島に行く途中で、スペイン語ペラペラの人と知り合って、とりあえず一緒に島に行きました。本土に帰ってきてから同じ宿に泊まって、市場に散歩に行った所、バカでかいサーモンが激安で売っているのを発見して買って帰って、焼かずに丼にして食べて、全部吐いて二日ぐらい倒れました。

生で食べる人は居ないそうです。コーラを飲めば治ると言われて、素直に従って復活。スペイン語を教わりながらその後一ヶ月ぐらい一緒に旅しました。

地図を広げて後ろに付いてきた子供に、広げた地図の下からカバンを漁られた。

スペイン 子供 泥棒

南米を長いこと旅したおかげで、スペイン語を少し理解出来るようになっていたのですが、その後また英語圏に行ったり、メキシコでスペイン語に戻ったり、スペインに到着した頃にはスペイン語大好きになっていて、余裕をかまして歩いていたら、小さい子供にカバンを漁られてびっくりしました。なんか地図を広げた子供がついてくると思っていたのですが、後ろに回していたカバンを前に出したらチャックが開けられていて、子供はもう居なくて実害も無かったのですが、余りに子供だったのでびっくりしました。

パスポートに挟んでいたユーロを汗だくになりながら盗られた。

空港職員 泥棒

同じヨーロッパの話なのですが、何処の空港か忘れたけれど、空港でパスポートを出すと急に係の人が、目に見えて汗だくになって、プリンタが壊れたとか機械を弄りだして、同僚が見に来たり、とにかく何か焦っているのが分かったのですが、後から思えばパスポートに挟んで忘れていたお金を発見して、パクろうとしたら同僚が来て、むちゃくちゃ焦っていただけでした。飛行機に乗ってから盗られた事に気が付きました。これは危険じゃないか。


ここから世界三大ウザイ国の思い出です。

なんだか分からないけれど兎に角ボラれた。

エジプト ラクダ 危険

色々思い出したらあんまり危険な話でもなかった気もします。なんか不注意で盗られたとか盗られそうだったとか。でもやはり三大ウザい国では危険な事もあって、というか無かったのはエジプトだけかな。エジプトはとにかくウザくてボラれました。とにかく面倒くさかった。他の国も大概だけど、ここはなんかもう、諦めてお金を払ってたら結構ボラれた記憶があります。

エジプト ルクソール 危険

とにかくオプションが多い。車ではクーラーが有料だとか、船に乗ったら有料で行きたい場所に行くとか、荷物を運ぶのが有料、ラクダも乗ったら行きたい場所に行くには有料とか、とにかく何とかして追加料金を取ろうとします。シャワーが有料とか。

ルクソールで乱射事件があった所にも行ったのですが、ここも物売りが凄かった。1ドルで売るよって声を上げながら歩いてくる人に、買うって言うと3ドルよこせとか言われるし本当に面倒くさい。

エジプト フルーカ 最高

日本人のお客さんからも評判が良くて推薦文もあるから読んでくれと言われて、見てみるとボラれるから信用するなと日本語のメッセージが書かれています。これは大体何処の国でも似たようなもので、本人たちは何が書いてあるか分からないので、時々、なんて書いてあった?と聞かれます。とても良いって書かれていると答えながら、追加で書いてくれと大体頼まれるので、絶対ボラれると追記しておきます。一人だけ、最高に優しいツアーガイドが居て、アイスを奢ってくれたり、君が買うとボラれるから僕が買うよと言って現地価格で色々お土産を買ってくれたり。インドでは最後には手数料を盗られる所ですが、彼はただのいいヤツなだけで、クリスチャンで勉強中だから優しいだけの人でした。エジプトで唯一、普通の人間ですが、普通が最高に見える国でした。

モロッコで危険。

モロッコのカサブランカでは、有名なハッサン二世のモスクと言うのがあるのですが、それを見た後にメディナ(旧市街)とかスーク(市場)を歩いていました。塀に囲まれていて本当に迷路みたいに入り組んでいて、出口が分からなくて自力で出れなかったので、最後はその辺の人に出してもらったのですが、とりあえずウロウロして写真を撮っていました。その時の写真がこれで。

モロッコ スーク 危険
カサブランカ スーク 危険
モロッコ メディナ 危険
カサブランカ メディナ 危険
モロッコ 旧市街 危険
カサブランカ 市場 危険

最後に写っている二人組みの、青いシャツの方にカメラを盗られました。デジカメなのですがモニターを目の前で見えるようにして撮っていたらいきなり、盗難防止で腕に巻いていた紐ごと引きちぎられて爆速されて、こちらも荷物が無かったので走って追いかけました。ポリスとか待てとか大声を出しながら走っていて、絶対逃げられると思っていたのですが、騒いでいるのを発見した現地の人がスクーターで犯人に並走しはじめて、どうやら説得してくれたみたいでその後、カメラを置いて走って逃げていきました。

インドで危険

インド リキシャ 危険

インドは色々ありすぎて全てがウザくて全員がウザい上に、エジプトみたいに一人だけ良い人が居たとかもなく、もれなく全員(出会った人は)ダメでどうしようもなかったのですが、一回だけボラれたりウザい以外に危なかった事があったのですが。

インド 国営 危険

オートリキシャで走っていたら急になんか叫びながら車輌に突撃してきたインド人に、荷物か何かを盗られそうになりました。これはビビった。後から思えばこの運転手が走りながら何処かに電話をしていたので、グルだったのかとも思うし、この後危険だから一回旅行会社に行こうと言われて行ったのですが、それの前フリでグルだったのかとも思うし、国ぐるみでグルと言うか、なんか色々でしたがこれが一番ビックリした事かもしれません。

結局他の人に比べれば大した事ない

他に、小ネタでヤバかった事は色々あるのですが、高山病で死にそうになっている上に、標高3000オーバーの国境越えバスにシャツ一枚で一晩置かれて、極寒すぎて死にそうになったとかは置いておいて。

  • 空港で居眠りして飛行機出発30分ぐらい前に起きて、置いていかれそうになった(かなりゴネて裏口から乗った)。
  • この橋の向こうの街に行ったら帰ってこれなくなるけどどうするか聞かれた(行かない)。
  • 歩きながらパンを食べていたら、ジェスチャーでそれをよこせと言われてあげた(食べてた)。
  • 船に乗っていたら密航している人が機械の隙間から声をかけてきて、タバコをよこせと言われたけれど身動き出来ない感じだったので無視した(唯一の密航遭遇)。
  • 空港で所持金(現金)ゼロなのに泊まるホテルの欄にシェラトンって書いてたら、別室に呼ばれて入国出来なくなるところだった(カード持ってるって言ってんのに聞いてくれない)。
  • 急に飛行機のチケットを変えたら荷物だけ他の国に行っていた(5日かかって戻ってきた)。

色々ありました。おしまい。

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